中国

飛行機に乗り遅れて、17万円カード決済した話【中国】

中国の飛行機に乗り遅れて、チケット・ホテル代金の合計17万円支払った話(泣)【体験談】

なぜ17万円を支払ったのかは記事は読み進めて確認してください(泣)

クレジットカードを持ってて助かった(汗)

搭乗口のスタッフ
搭乗口のスタッフ
「飛行機はもう飛び立ちましたよ」
こっつん
こっつん
「ええー!嘘でしょ!時間前に来たのに」

搭乗口ゲートの女性の冷静な返事に、絶望と冷や汗がでてきたのを今でも思いだします。
搭乗口ゲートに行ったら、すでに飛行機が飛び立っていて、乗り遅れた話しを書いてます。

日本の常識が外国の常識とは限りません。

2019年のゴールデンウィークに友人と2人で個人手配でフランスとイタリアを旅行しました。

日本からフランスまでは中国の上海浦東国際空港(シャンハイプドンコクサイクウコウ)
を経由して行くルートです。

小さなトラブルはあったものの、無事に日本に帰れそうでよかったね。と言っていた矢先の最後のさいごにメガトン級のトラブルでカウンターパンチを受けました。

2019年ゴールデンウィークの旅行の最終日の5月4日(土)

フランスのシャルル・ド・ゴール空港:夜に出発

中国の上海浦東国際空港:15時前到着

日本への出発は18:10なので時間があり、広い上海浦東国際空港をゆっくり散策してました。

これがいけなかった。

飛行機に乗り遅れた失敗談①【中国】

上海浦東国際空港

30分前に一旦搭乗口ロビーを確認してからご飯を食べて、10数分前に搭乗口ロビーに行ったら、人が1人もいない!

出発のアナウンスがなかったのか、食事中で聞こえなかったのか、時間より早めに出発したのかわかりません。

ここで、追い討ちをかけるように「はっ!」と気付きました。

・グローバルwi-fiが使えない

・ポケトークが使えない

・検索できない

・中国語が話せない・分からない

・中国元を持ってない

・時間がない

さて、どうする?結構焦りますよ。

まずは落ち着いて深呼吸して、冷静に考る余裕はありませんでしたね。

飛行機に乗り遅れた失敗談②【中国】

フライトレコーダー

中国は乗り継ぎ地点なので、wi-fiは使わないだろうとグローバルwi-fiの契約時の利用国で中国を選択してませんでした。
当然スマホがネットにつながらずにチケットの検索が出来ない。

しかも中国政府の規制でGoogleが使えないのでどうしようもなかったです。
時間もないし、セキュリティ面で怖いので、フリーwi-fiは探しませんでした。

唯一の救いは帰国の日を1日予備日を取っていた事です。これがめちゃくちゃ救いになりました。

飛行機に乗り遅れた失敗談③【中国】

上海浦東国際空港

すぐさま、搭乗予定だった中国東方空港カウンターへ戻ろうと思ったら、搭乗口ゲートまで来ているので、逆戻りで航空会社カウンターまで戻らないといけない。

逆戻りしないといけない(これがめちゃ大変だった!)

身振り手振りで必死に飛行機に乗り遅れて事を説明しながら、やっと航空会社カウンターまで逆戻りができました。

人混みをかき分けて、その辺にいる空港職員に聞きながら、ジェスチャーで説明しながら。かなり疲れて、ぶっ倒れるかと思いました。

飛行機に乗り遅れた失敗談④【中国】

上海浦東国際空港

時間は夜の9時前、中国東方空港のカウンターは閉まってました。
暗くなって、選択肢が少なく、チケットがあれば即断で購入しないといけない状況でした。

中国語が分からないので、英語まじりのジェスチャーを使いがら、お互い頭にはてなマークが付いたり消えたりしながら、紙に書いてチケット購入まで長い道のりを進めて行きました。

近くにJALと書いてあるカウンターに向かい、ワラにもすがる思いで、なんでもいいから、明日の日本行きの飛行機ありませんか?と聞いたところ(実際は試行錯誤しながらの会話)

カウンター
カウンター
「明日の福岡行きあります。あと2席」
こっつん
こっつん
「それしかない!いくらですか?」
カウンター
カウンター
「17万円です」
こっつん
こっつん
「じゅ・じゅ・じゅ・じゅうななまんえん!」
カウンター
カウンター
「ハイ、17万円です」

ぼぼぼ、ぼったくり?または、正規な値段かの判断もつかないぐらい焦ってました。

呆然としてかなり放心状態になり怒りも忘れてる、かなり迷いましたが、このままでは日本に帰れない。
選択肢は1つだけ、そのチケットを購入するのみ!

2人で話しあって、泣く泣くクレジットカードで17万円を支払い、翌日の飛行機のチケットを購入しました。

ほんと来月の支払い月はカップラーメンの生活が待っていると思いながら…

カウンターでガックリうなだれてました。17万円もあればもう一回ヨーロッパ旅行が来るのに…LCCも空きがなく、もうそれしか方法がなかった。

かなり疲れてお腹も減ったので、空港内のお店でクレジットカードで軽食を買おうとしたら、クレジットカードが使えない!

飛行機に乗り遅れた失敗談⑤【中国】

上海浦東空港の近くのホテル中国はキャッシュレスが普及しているので、もはや空港でもクレジットカードが使えない状態です。全部のお店で使えないかは分かりません。

仕方ないので、ATMでお金を引出そうとしたら、中国語で操作がわからない!
パスワードがあるので人に操作を聞けないし、戸惑っていたら長い行列が出来て、欧米人が怖い顔でこっち見てる。

お腹が減って死にそうでしたので、送迎ドライバーに頼んでユーロを多めに渡して、ドライバーのスマホのキャッシュレスでパンや飲み物を買ってもらいました。

空港周辺のホテルの空きはあり、ホテルの手配と今日・明日の送迎もしてくれるとの事だったので、なんとか野宿しなくても済みました。(ホテル代は別途6千円)

そうこうしていると、エージェントみたいな人がすぐに現れて、送迎バスを手配しているから一緒に行きましょう(多分)と言われバスに乗り込み10分ぐらいでホテルに着きました。

上海浦東空港の近くのホテル部屋は簡素でテレビも見れて、お風呂も普通に使えましたが、宿泊客が全然いない。
多分、飛行機遅延用のホテル?でしょうか。

そこで、ぐったり疲れた体を休めて、次の日に上海浦東国際空港(シャンハイプドンコクサイクウコウ)へ送迎バスで向かいました。

送迎バスがホテル前まで来てくれるか不安でしたが、ちゃんと時間通りに来てくれて安心しました。

上海浦東国際空港(シャンハイプドンコクサイクウコウ)での航空チケットの発券もそのエージェントみたいな人がひととおり手続きしてくれて、自分達は何もする事はありませんでした。

そうして中国国際航空(AIR CHINA)に乗り込み無事に日本へ帰る事が出来ました。

その時は焦っていたので、わかりませんでしたが、JALと書いてあるカウンターはJALのカウンターではなく、中国の旅行代理店のカウンターという事が分かりました。

しかし、まだ日本に帰ってからもトラブル続きで・・・・

飛行機に乗り遅れた失敗談⑥【日本】

福岡国際空港日本に戻ってからも乗る予定だった中国東方航空に荷物を預けていたので、福岡空港国際線に荷物がないと言われました。

空港で「手荷物事故報告書」の書類に記入して荷物が戻ってくるのを待ってました。

そこで初めて航空会社に手荷物サービス係というものがあるのを知りました。

JALの手荷物サービス係の方に対応していただいたのですが、何日たっても荷物が福岡国際空港に届かない。

すでに1週間・・・

何度も問い合わせてみると、まだ上海に荷物があるとの回答。

荷物の中にはフランスで購入したバターも入っており、対応遅いなと思って怒り気味だったです!しかし、これも後で気付いたのですが

中国国際航空(CA)はANA(全日本空輸)とのコードシェア便に乗ってきたので、荷物などはANAに移管されるとの事でした。なぜJALが対応してくれたのかは分かりませんが。

乗るはずだった中国東方航空のコードシェア便だったらJAL(日本航空)になります。

コードシェア便(コードシェアびん、英: Code sharing)とは、一つの定期航空便に複数の航空会社の便名を付与して運航される便を指す。共同運航便とも呼ばれる。

「共同」という名目ではあるが、一部の例外を除いて運航面での協力は行われず、事実上は1つの便を複数の航空会社が発売している形態と言っても差し障りない。

出典:ウィキペディア

ANA(全日本空輸)に問い合わせるところをJAL(日本航空)にずっと問い合わせしてたのです。

一週間過ぎに荷物が福岡空港国際線に届いたとの知らせを受け、友人が引き取りに行ってくれました。なんとかバターは全部は溶けてませんでしたが、身からでたサビでした。

ほんと色々トラブルがあり、高い買い物になりましたが、なんとか日本に帰ってこれて良かったです。

あの時に航空券がなかったらと思うとゾッとします。

特に個人手配の旅行はツアーと違って、緊急時の連絡先などの窓口がありませんので、万が一の時に備えての連絡先を控えておく必要があります。

旅のトラブルはブログのネタとして同じ間違いをしない様に書いて行きたいと思います!

まとめ

・搭乗口には早めに到着して、その場所で待機しておきましょう

・帰国の日とは別に予備日は必要です

グローバルWiFiの契約は乗り継ぎの国の分も入れておくと安心です

・緊急連絡先は家族も含めて必ず控えておきましょう

・ATMでのお金の出金の仕方も調べて行くとスムーズです

コンパクトでフットワークが軽くなるトラベルグッズの記事も参考までに。